品確法と住まいについて

住まいを見つける楽しさについて。 品確法と住まいについて、法律の概要と、住宅性能表示、等級の考え方などを交えながら説明いたします。住宅に関する法律には建築基準法や消防法以外にも品確法という法律が関係しています。品確法とは住宅の品質確保の促進等に関する法律という正式名称があり、具体的な内容は住まいのユーザーにとって品質の良い住宅を供給すること目的とし、住宅の性能をわかりやすい評価指標を用いて表示するという趣旨で成り立っています。品確法には住宅の省エネルギー性能や耐震性能、維持管理性能や防犯性能などを等級に分けて消費者にとってわかりやすい独自の表示制度を導入しています。

品確法の住宅性能表示を導入して住宅メーカーや不動産会社などは各性能で等級の高い住宅を供給することで、日本における住宅の品質を高めようとする働きがあり、分譲地や新築マンションなどでも表示制度が利用されています。特に住宅の資産価値に関わる性能に関しては省エネルギーに関する等級と耐震性の関する等級が挙げられ、最高等級を取得するには設計段階で性能を発揮できるようにしなければなりません。住宅性能表示には設計段階での評価がなされた後に、実際の工事においても設計段階で評価された性能通りに施工されているかどうかを検査した結果、その性能を満足していると認めたられた住宅が最終的に性能を評価されるという仕組みになっており、設計と施工の両方で認められなければなりません。

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